2020年5月21日 PRESS 0
ドローン×画像分析×牡蠣養殖コンサルで地域産業の躍進と活性化へ。一次産業へデータの取り入れと、牡蠣コンサルによる支援を合わせてより質の高い牡蠣の生産へ取り組み

当社は、北海道寿都町(町長:片岡春雄 以下:寿都町)と特産物である寿都牡蠣の養殖の更なる質の向上に向け、ドローン等を活用し海のデータを取得し事業支援を行います。また牡蠣養殖のプロフェッショナルとして株式会社海男(本社:佐賀県太良町 代表取締役社長:梅津聡 以下:海男)の梅津聡氏や牡蠣コンサルタントの坪井亜樹氏にも参画していただき、データを活用しながら牡蠣の品質アップへデジタルとアナログの両面から養殖を支援します。

寿都の牡蠣について

寿都町は北海道の西部、日本海に面した札幌市と函館市の中間に位置する水産物が豊かな町です。寿都湾には清流朱太川から山の栄養が注ぎ込まれ、元来日本海側では難しいとされてきた牡蠣養殖を平成6年から取り組み、養殖を成功させてきました。

その様な豊かな環境で養殖された寿都の牡蠣は、「寿かき」と命名され平成10年から本格的に販売されてきました。

ドローンパイロットエージェンシーと海のデータ

当社は劣化診断などの画像分析を行うことにより生産性の向上や課題の解決が見込まれる事業領域に取り組んできました。

寿都町で牡蠣の養殖支援について検討した際、海中の温度上昇や潮流の状況、潮の流れによる殻の成型などドローンを活用したデータ取得に乗り出すことで、効率よくコストも抑えて現状の把握とデータ取得が可能になると見込んでいます。

さらに、そのデータは牡蠣養殖のプロフェッショナルであり最高級牡蠣の養殖と販売を営む海男の梅津氏、坪井氏らの知見と合わせ牡蠣養殖のコンサルティングに活かします。



将来的には定期的な海のデータを蓄積し分析して漁師の方々の負担軽減、安定した高品質養殖の供給などに役立てたいと考えております。