マイクロドローンより小型ドローン活用をオススメする理由

マイクロドローンの活用意図は?

 マイクロドローンを飛ばすことができないか、という問い合わせは結構いただきます。飛ばすことが出来るかどうかという問い掛けに対しては、もちろんYESなのですが、回答する前に何故マイクロドローンが必要なのかを聞かせていただいています。そして、大体のケースでマイクロドローンじゃない方が良い場合が多いです。
 事前に何をしたいかによって、カメラの性能や機体が変わるのは当然ですし、必要がないのにスペックが高すぎるものを求めて割高になるのもいただけません。
 特に技能が必要な飛行、大型ドローンや上述のマイクロドローンなどになると動かせる人が少なくなるためにスキルに関する費用も割増になってしまいます。
 だからこそ、何をしたいのか?によって大きく変わってきます。

マイクロドローンで出来ること

 マイクロドローンの映像は狭い箇所にも入り込んだり、人や物の間を潜り抜けたりと見ている側に高い興味を惹きつけるものが多いです。
 名前の通りとても小さなドローンを指しますが、明確な定義は法律上はありません。一つだけあげるとすれば、重量は200g未満ということでしょうか。レース用もマイクロドローンと呼称しますし、録画できるものも出てきたり様々です。
 航空法の適用を受けず、人に当たっても怪我などしない、むしろドローン側が壊れるくらいの小さなドローンといったところでしょうか。
 細かい定義などは置いておいて、以下のような特徴があります。

①アクロバティックな飛行が可能(宙返りのような)
②航空法の規制を受けないものが多い(200g未満の場合)
③対角10cm未満のものが多いので狭い箇所も入り込める


 小さいので狭い箇所を飛行できる、というのが撮影においてはとにかく特徴になるでしょう。

 一方で制約もあります。

ホバリングができない(静止ができない)
②飛行時間が短い
③カメラの性能はハイスペックではない


 これらの点から、現時点(2021年4月)では点検などには向かずに通常にはないカメラワークができる撮影用途に特化したもの、と言えるでしょう。または、元々作られた目的であるドローンレース等での活用が適しています。

小型ドローンを使ってみる意図

 マイクロドローンが撮影できる宙返りのようなアクロバティックな飛行を撮影で求めるのであれば話は別ですが、そうではなく狭い箇所を通ったりプロモーション動画の一場面として、木々の間をすり抜けるなどをしたい、というのであれば小型ドローンでの撮影をお勧めしています。

 以下のドローン映像はマイクロドローンではなく、小型ドローンを一部で使っていますが、狙った効果は十分に演出できています。(当社一部撮影)

 繰り返しますが、アクロバティックな宙返り映像などを求めない場合には、マイクロドローンより小型ドローンの活用をオススメします。費用的にも抑えられますし、狭い箇所も十分に飛行が可能で、なおかつバッテリーも比較すると倍以上保つために色々な活用ができます。

小型ドローンの定義

 マイクロドローンと比較すると宙返りなどが出来ないという点がありますが、そもそもマイクロドローンと小型ドローンの違いはどこにあるのでしょうか?小型ドローンの特徴をあげてみると

①200g未満で航空法の対象外
②ホバリングなど中型ドローンと同様の精度の高い飛行が可能
③4K撮影も可能なハイスペックなカメラを搭載する場合がある


 といった点があげられます。
 マイクロドローンで欠点となるバッテリーの短さ、静止が困難な点、カメラのスペックなどを克服しています。
 こちらも定義はないのですがマイクロドローンよりは大きく、200g未満という機体の大きさになりますので場合によってはマイクロドローンでは入れるような非常に狭い場所は難しいでしょうし、人に当たった場合にはマイクロドローンよりは怪我をする確率が上がります。

 狭い場所、といっても具体的にどれくらいを指すのかはパイロットの技量により出来る、出来ないも分かれますが操作精度の高い小型ドローンですと、当社で規定する中級くらいの腕前があれば問題なく以下のような接近飛行が可能です。

 思っているより狭い箇所へ接近飛行が、左右のブレなく出来ていることがわかります。

 より狭い箇所へアクロバティックに機体が傾くような飛行、構図を求める場合には小型ドローンは適しませんが、撮影意図を聞いて撮りたい場面や、やりたいこと次第では、マイクロドローンではなくて小型ドローンを活用した方がメリットが多いです。
 また、お問合せでいただく内容のほとんどはマイクロドローンではなく小型ドローンで行える内容でもあります。

 定義が曖昧なままで言葉と映像が先行していますが、ご要望をきちんと分解して行いたいことを明確にした際に、最も適したドローンや方法をご提案することで、コストが高くなることなく求める映像や解決に至ることが出来るのです。

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