ゴルフ場予約プラットフォーム集客用動画
ゴルフ場、およびITプラットフォームサービス
導入の背景
予約サイトに掲載しているゴルフ場のコース写真だけでは、コースの起伏や全体像が掴みきれず、また写真撮影を行う箇所や構図も同一になっていたため、ユーザー側にゴルフ場の魅力を伝えきれずにいました。そこで、ドローンにより空中から撮影することで俯瞰した映像も、コースの詳細や起伏もユーザーに届けることができ、それによって予約サイトへのユーザー数増加を見込み、約2分の動画を撮影・編集し掲載することになりました。
ポイントとノウハウ
ドローンによる空撮を目的とせず、ゴルフ場への集客効果を高めることを目的に据えてイシューの明確化をまず行いました。これは、ドローンならではの構図や撮影に固執するあまり、本来の目的を達成できない動画撮影になってしまうことが見られるため、非常に重要なポイントでもあります。そうして初めて、ターゲットに対して何が一番刺さるのか、掘り起こすことが可能となります。ゴルフ場撮影でいえば、簡単に区分けするとコース戦略を目的とするか集客を目的とするかに分かれますが、それぞれ構図、それに伴うオペレーションなど様々な違いがあるため、お客様が何をしたいのか、は何よりも重要なのです。
それにより、高い上空から撮影するのではなくボールの目線で、コースの起伏やバンカーの状態、ラフの状況など予約を行うゴルファーにとって分かりやすい撮影を心がけるようディレクションを実施しています。また、ロケハンにより費用がかさんでしまい顧客にとって手が出しづらい状況になるため、極力ロケハンを省き事前の綿密なヒアリングと指示書の作成により、満足度の高い動画作成が可能となりました。
効果
コースの詳細な状態がよりユーザーに伝わることで集客効果が高まりました。また、空撮動画を用いることにより通常の写真よりもユーザーの目に止まりクリック率の上昇、奥行きと臨場感による空間の広がりが表現されることで、より高級感を与えることができました。さらにコース戦略動画とは異なっていたものの、ホールにおけるハザード等の位置関係が把握し易くなり、どのようなコースかがより伝わるとともにユーザーのコース戦略立案にも役立ちました。